« REDUCE試験に関連して | トップページ | 考察 デュタステリド(アボルブ)REDUCE試験の光と影 #影の章 »

考察 デュタステリド(アボルブ)REDUCE試験の光と影 #光の章

アボルブREDUCE試験について詳細な解説がどこにもないので、私がここで解説したいと思います。
まずは、「アボルブREDUCE試験の光」というテーマで解説しましょう。

Reducenejm前立腺肥大症の治療薬であるアボルブの投与により前立腺癌の発生率が抑えられるかも知れないというのが、このREDUCE試験です。
試験前に前立腺の針生検を全例に行い、前立腺癌の認められなかった男性、約8千人を対象とし、アボルブを服用する群4千人、アボルブを服用しないプラセボ群4千人に振り分けます。そして2年目、4年目に針生検を行い、その間の前立腺癌の発生を確認します。
途中で脱落する人が出てきますから、この試験での評価対象はそれぞれの群が3千人を超える程度になっています。

ReduceeffectREDUCE試験の結果が右の表です。
アボルブ群で657人、プラセボ群で850人の前立腺癌を発見しました。試験に参加できた人数で前立腺癌の人数を割れば、前立腺癌の発生率が分かります。
アボルブ群は657人÷3299人=19.9%、プラセボ群は850人÷3407人=24.9%でした。プラセボ群を100として、単純計算でアボルブ群は79.9%(19.9÷24.9)の前立腺癌発生率になります。つまり、アボルブを服用すれば20.1%癌の発生率を抑制できた事になります。
この結果、アボルブによる前立腺癌予防治療が可能になるかも知れないという光が見えたのです。

考察 アボルブREDUCE試験の光と影 #影の章

考察 アボルブREDUCE試験の本質と希望 #本質の章

考察 アボルブREDUCE試験の本質と希望 #希望の章

|

« REDUCE試験に関連して | トップページ | 考察 デュタステリド(アボルブ)REDUCE試験の光と影 #影の章 »

コメント

こんにちは。患者番号:30119です。今日は経過報告です。PSA高値:9.35(2012.11)で7月に受診し前立腺肥大の診断をいただきました。先生のブログでアボルブを、受診時からユリーフ、それ以前は今年2月頃からアグリマックスを服用。
結果、8.57(3/5)、8.05(6/4)、5.34(9/5)、4.51(11/7)です。順調とみてよろしいでしょうか。
ユリーフの残があと1wなので追加処方をお願いします。ただユリーフを服用以来、鼻詰まりがありますが問題ないでしょうか。
【回答】
問題ありません。
お薬の請求は、お電話で直接お願いします。

投稿: まかきり | 2013/11/07 17:40

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« REDUCE試験に関連して | トップページ | 考察 デュタステリド(アボルブ)REDUCE試験の光と影 #影の章 »