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遺伝子変異で前立腺摘出 英国男性、世界初 m3.comから

共同通信社 5月21日(火) 配信

【ロンドン共同】乳がん予防のため乳房の切除・再建手術を受けた米人気女優アンジェリーナ・ジョリーさん(37)と同様、がんのリスクを高めるとされる遺伝子変異が見つかった英国人男性(53)が、前立腺の摘出手術を受けていたことが分かった。英紙タイムズが21日までに報じた。

 同紙によると、男性が遺伝子変異の発見により前立腺を摘出したケースとしては、世界で初めてという。

 ジョリーさんは「BRCA1」という遺伝子に変異が見つかり、両乳房の切除・再建手術を受けたが、この男性は「BRCA2」遺伝子に変異が発見された。

 これらの遺伝子に変異があると、乳がんや卵巣がんのリスクが高まることが分かっているが、この男性が検査を受けたロンドンのがん研究機関の調査では、男性の前立腺がんのリスクも高まることが分かった。

 男性には乳がんや前立腺がんにかかった家族がいたが、通常の検査では異常が見つからず、担当医師団は当初、手術に消極的だったが、遺伝子変異が分かったことで踏み切った。手術後、前立腺からかなりのがんが見つかったという。

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コメント

前立腺ガンの予防的摘出は今後増えますか?
【回答】
増えないでしょう。
手術の合併症が多いからです。』

摘出に関しては肥大や慢性前立腺炎でも増えますか?
【回答】
前立腺肥大症は前立腺を削る手術ですから摘出ではありません。
慢性前立腺炎に関しては、若い方が多いので、増えないでしょう。

投稿: | 2013/05/22 07:55

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