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大豆イソフラボンの違い

Isoflavonmake一般に店頭販売している大豆イソフラボンと医療者向けの大豆イソフラボンの違いについて質問が多いので、ここで説明しましょう。
イラストで示すように、一般的な大豆製品に含まれるイソフラボンは、糖分と結合しているグリコシド型イソフラボンです。私が紹介している医療者向けの大豆イソフラボンは、酵母などによって発酵させて糖分を分離させたアグリコン型イソフラボンです。

Isoflavonkyusyu糖分と結合したグリコシド型イソフラボンは、糖分が付いている分、分子量が大きく、胃・空腸で直接吸収されることはありません。下位小腸の腸内細菌によって分解されなければ吸収できないので、非効率を否定できません。
ところが、発酵型のアグリコン型イソフラボンは、分子量が小さいので、胃・空腸で直接吸収されて吸収効率が良いのが特徴です。ただ製造するのに、発酵させるというひと手間の行程が増えるので、価格が高めになるという欠点があります。
また、アグリコン型イソフラボンも3種類に分けられ、ダイゼイン・ゲニステイン・グリシテインに分類できます。その中で効果を比較すると、強い順にゲニステイン>ダイゼイン>>グリシテインです。
私が紹介している大豆イソフラボンは、このゲニステインとダイゼインが70%と高濃度に含有しているので期待が持てるのです。

大豆イソフラボンのご購入は、このFAX用紙をご利用下さい。(右クリック・画像を印刷するをクリックです。)

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コメント

先生いつもお世話になります、大豆イソフラボン継続で飲んでいます!有難うございました、
質問なのですが先生は1日ビタミンCを3000C摂られてるとブログにありましたが
一般に販売されてる物は酸味がきつく飲めない(胃酸過多)のですが、酸っぱく無い(酸味が少ない)ビタミンCの製品・医薬品はあるのでしょうか?よろしくお願いします
【回答】
私は錠剤を服用しているので、あまり苦にはなりません。

投稿: けんじ | 2011/10/02 22:15

先生お忙しい中、回答有難うございました、錠剤なら私のような胃酸過多でも大丈夫ですね、探してみます。

投稿: けんじ | 2011/10/03 16:41

お世話になっています。

現在、ユリーフやアボルフで排尿
障害が改善されていますが、低血圧
でめまいや起立性貧血で困っています。
副作用を調べたところユリーフには、
上記のような症状が出ることがわかり
数日ユリーフの使用をやめたところ
症状が治りました。

できればこのような症状が出ない薬に
変えたいのですが、何か方法はあります
でしょうか?

大豆イソフラボンなども試してみたい
のですが。
【回答】
ユリーフより効き目の弱い薬に変えればよいでしょう。

投稿: 診察No.35409 | 2017/06/12 05:41

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