PSA値を下げるサプリメント

PSA検査の値は、いろいろな原因で高くなります。
その原因として、前立腺肥大症、慢性前立腺炎、原因不明の排尿障害、生まれつきの前立腺の奇形、前立腺針生検の後遺症(針による穴だらけの結果)、そして、最後に前立腺ガンがあります、

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過剰診療(不必要な診療)

PSA値が高くなると、医師から前立腺針生検を勧められる患者さんがとても多くなりま...

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PSA値が高くなる要因

Ilastpsaps
PSA検査結果が高いと言うだけで、前立腺針生検を強引に迫られ、悩まれる患者さんがとても多くおられます。今までも、PSAについてたくさん解説して来ました。そこで、イラストを使って、PSA値が高くなる要因を分かり易くまとめました。言葉で解説しても、なかなか理解できない方が多いので、イラストで表現しました。
それでは、1つ1つ解説しましょう。

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PSAと前立腺ガンの関係

【PSA値が高い=前立腺癌】というのが、ちまたでは「常識」です。ただ、この常識が...

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前立腺ガン罹患数を現況と真実

前立腺ガンの罹患数は、グラフで示すように現時点で8万人前後です。 増加率を観察す...

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針生検は何回まで?

前立腺針生検のガン発見まで、針生検を何回まで行う価値があるのか?の情報をインター...

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2年経過観察後に判明した前立腺ガン

Pca33493m622015
62歳の男性患者さんです。
平成27年7月にPSA値4.18とわずかに高いので、当院受診しました。その時点で、超音波エコー検査、触診で前立腺ガンは認めませんでした。何もしないで、経過観察としました。
その翌年の平成28年7月の定期的検査でもガンは認めませんでした。

Pca33493m62ps
ところが、2年後の平成29年5月になり、触診で前立腺右端に硬結を触れ、超音波エコー検査で体積0.26ccの陰影(赤い矢印)を認めました。前立腺ガンと判断し、前立腺肥大症の治療薬プロスタールを開始しました。

Pca33493m624mps
治療開始してから4か月後の超音波エコー検査所見です。
前立腺の大きさは、20cc➡︎11ccまで縮小しましたが、それと呼応するように前立腺ガンの陰影も縮小し、ガンの体積は0.26cc➡0.07㏄にまでなりました。水一滴が0.04ccですから、6滴チョッとの体積から1滴チョッとの体積に縮小したと言う事です。触診でも硬結は、わずかに跡が残っているかな?程度の感触でした。治療効果は、まずまずでした。

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前立腺ガンと他の癌との比較

この比較表は、千葉県がんセンターの1997年〜2007年も60歳代男女の大腸ガン...

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前立腺針生検の本数

前立腺針生検は、通常8本~12本実施されるのが一般的です。 昔は、経直腸式か経会...

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前立腺癌ステージ❶の心得

以前に週刊ポストのテーマについて解説しました。 受けてはいけない治療に前立腺ガン...

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前立腺ガンの新しい薬 「イクスタジン」

Img_0264前立腺ガンの癌細胞は、アンドロゲン男性ホルモンのレセプターが細胞表面にあり、アンドロゲンの刺激で癌細胞が増え続けます。
前立腺ガンの治療法は、男性ホルモンの分泌を抑えるか、男性ホルモンをブロックするのが一般的です。しかし、治療経過が長いと癌細胞も賢くて、細胞内に男性ホルモンを作るので、それまでの治療では効果が出なくなります。この癌細胞を去勢抵抗性前立腺ガンと言います。
こうなると、前立腺ガンは力を付けて、その後の抗がん剤治療にも反応しなくなります。

Img_0265このイクスタジンには、3つの作用があります。
❶アンドロゲンが受容体に結合する過程をブロックする。
❷アンドロゲン受容体が核内へ移行する過程をブロックする。
❸アンドロゲンとDNAが結合する過程をブロックする。
特に、去勢抵抗性前立腺ガンは、癌細胞内で男性ホルモンを作るので、❸番目の作用が有効です。


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前立腺ガンの罹患数と死亡数

このグラフは、乳がんの罹患数と死亡数の年次推移を示しています。 現在、乳がんの過...

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前立腺ガンの超音波エコー所見

Pcaanatomy_2
前立腺は、模式図のようです。尿道を取り囲むように前立腺内腺があり、前立腺内腺を取り囲むように前立腺外腺があります。前立腺外腺は直腸に面しているので、触診で直腸から前立腺外腺を触れることができます。前立腺肥大症は、前立腺内腺から発生しますが、前立腺癌は前立腺外腺から発生します。ですから、超音波エコー検査も触診も前立腺外腺に集中すれば、ほとんどの前立腺癌は確認できます。


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前立腺ガンの早期発見の意義に異議?

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前立腺癌の5年生存率

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80歳の前立腺ガン

10年前からPSA値が8以上と高かったので、医師から針生検をすすめられたのですが...

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前立線とガンの気持ち?

病気の複雑な振る舞いを考える際に、自分が病気そのものとなって考えると、見えてきます。

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手術後の排尿障害?

60代の男性患者さんが、他の病院で前立腺肥大症の手術を行ったにもかかわらず、以前...

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去勢抵抗性前立腺ガンの予防対策

前立腺ガンのホルモン治療を続けると、5年後位にホルモン治療に反応しないホルモン抵抗性前立腺ガン(去勢抵抗性前立腺ガン)が生まれることがしばしばあります。Img_0036


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前立腺肥大症とは?

このブログで、前立腺肥大症について詳細に解説していますが、内容が多くあるので、ここでまとめて目次を作りました。
詳細は、番号の付いた項目をクリックしてください。

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前立腺ガンの顕在ガンの治療方針

超音波エコー検査と触診で確認できるのが、顕在ガンです。
発見できた時点で、おおよその悪性度は判定できます。正確には、前立腺針生検しか方法はありませんが、針生検で何箇所も前立腺ガンを刺激する訳ですから、今後の治療や予後に強く影響するでしょう。

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難治性の前立腺肥大症の治療

前立腺肥大症の治療を長年しても、症状がなかなか改善しない患者さんが多く来院されます。
主治医の先生には、「歳のせいですね」と冷たく告げられているのです。実は、歳のせいではありません。

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前立腺ガンの顕在ガンの証明

実際にPSA値が高くて、前立腺ガンを疑われた際の顕在ガンの証明手段をここで解説致しましょう。

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PSA値が高くなる原因❷

PSAに関しては、このブログで機会があれば、たびたび解説しています。
ここで、まとめて解説したいと思います。
「PSA値が高い=前立腺ガン」と信じて疑わない医師が多くて困っています。何回も前立腺針生検を受けさせられ、その都度、「何でもないです。良かったですね。」と、無責任な回答をする医師がとても多いのです。針生検のたび毎に、10本近くも前立腺に針を刺される訳ですから、患者さんにとってみれば、たまったもんではありません。

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前立腺癌患者は不安から不要な手術を選ぶことも m3.comから

精神的苦痛への対処が重要
国際医学短信2017年4月12日 (水)配信 精神科疾患一般外科疾患腎・泌尿器疾患癌

 不安の強い前立腺癌患者は、不必要と思われる治療を選択する確率が高くなるという研究報告が、「Journal of Urology」2月号に掲載された。

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前立腺とサプリメント

患者さんのコメントで披露しているように、前立腺や夜間頻尿に効果のあるサプリメントが幾つかあります。ここで、ご紹介します。


ノコギリヤシ
日本ではサプリメントですが、主な薬効のある成分は、βシトステロールです。フランスでは薬として、公けに医師が使用しています。
確かに排尿の負担が軽減し、夜間頻尿が少なくなるようですほさね。サプリメントは万人に効果がある訳ではないので、日本ではサプリメントの地位しか与えられませんでした。
日本では、大小の健康食品会社が多数販売しています。幾つか試してみて、ご自分にピッタリ合った製品を購入してください。3ヶ月試してみて効果がなければ、貴方にはノコギリヤシは効かないということになります。
ドイツでは、前立腺肥大症の初期治療に処方されます。
【参考】サントリーHP
【参考】やわたHP


アグリコン型イソフラボン
大豆にわずかに含まれふ成分です。
自然界のホルモン物資と言われています。効果はあるのですが、我々が食事で摂取する量では、少な過ぎて効果が出ません。納豆や豆腐や豆乳を毎日100個100丁100杯食べ飲めば効果が得られるでしょう。しかし、現実の実生活では、不可能です。
イソフラボンの有効成分はアグリコン型イソフラボンという微量な成分です。大豆を酵母で発酵させ、無効のイソフラボンをアグリコン型イソフラボンに変え、濃縮したサプリメントが製品化されています。

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週刊現代の記事から

今日の週刊現代の記事に、「病気は早く見つけるほど早く死ぬ」というタイトルが大々的に報道されていました。
内容が極端過ぎることもありますが、その中に「前立腺がん」は見つけない方が長生きする、という記事が目に止まりました。
私が以前より前立腺のラテント癌はかなりの確率で各年齢層に潜在していて、発見しない方が天寿を全うできると、主張して来ましたが、その事実が世間にも理解され始めたものと思われます。

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前立腺とは?

前立腺肥大症や前立腺癌について、私はいろいろ記述していますが、皆さんは前立腺は人体でどうのような機能や役割を果たしているかご存知ですか?

まずは、前立腺が何のために存在しているのか解説しましょう。
前立腺は子孫繁栄のために、欠かせない臓器です。
妊娠するためには、卵子と精子の対が必要です。精子は睾丸で作られ、精嚢腺で一時蓄えられ、射精時に前立腺液と同時に尿道内に放出されます。

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提言

少なくても一人、多い時で数人の新患が、PSAが高いと受診されます。
1ヶ月で30人、 1年で400人という人数になります。
これは、由々しき問題です。1年で400人もの患者さんが病気(前立腺ガン)を心配して全国から訪ねてくるのです。
そして、そのほとんどの患者 さんが、PSAが高いだけで 、即、前立腺針生検を強く勧められているのです。PSAが高くなる様々の要因を調べもせずに、生きた患者さんを機械的にルーティーンに扱うのです。患者さんが直感的に納得できる訳がありません。

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週刊文春の記事から

Bunsyun
先週販売の週刊文春10月13日号の記事をご覧になりましたか?
前立腺ガン検診の問題点を掲載しています。過去に私がブログで指摘して来たことですが、今頃ですか?という気分ですが・・・。

前立腺ガンの罹患数(発見数)の上昇と前立腺ガンの死亡数が乖離(かいり)しているという指摘です。

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膀胱腫瘍に見えた前立腺内腺の前立腺癌

前立腺癌は、通常、前立腺の外側に位置する外腺に発症するのが一般的です。稀に、前立腺深部の内腺に生じることもありますが、私が通常実施する超音波エコー検査や触診では発見が困難です。膀胱腫瘍に見えた前立腺ガンの患者さんを経験したので、ここに紹介します。

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70歳前の男性患者さんが、PSA値が少し高いということで平成27年3月に来院しました。
超音波エコー検査と触診で、前立腺肥大症が認められるだけで、前立腺癌は確認できませんでした。
ハルナールを処方したところ、排尿状態は改善し、そのまま継続して治療を続けました。

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小線源療法を受けた前立腺癌の患者さん

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70歳代の男性が、排尿の際に尿道の先が痛いと言って来院されました。
尿道から膿もなく、性行為を行っている様子もありません。
既往歴を聞くと、2年前に前立腺癌で小線源治療を行ったというのです。私の友人が治療を受けた大学病院でした。PSA値が5.0を超えた時点で、前立腺針生検を実施し、グレソンスコア6程度の中等度悪性の癌が発見されたそうです。治療の選択肢は、①何もしない、②手術、③放射線療法を提示され、大学病院のすすめもあり、放射線療法の小線源療法を選択しました。
そのおかげで、現在PSA値は低値だそうです。
室内でガイガーカウンターで測定すると、0.09μシーベルト程度が正常です。

Pcagaigercouter
しかし、患者さんの恥骨にガイガーカウンターを当てると、0.2μシーベルトと明らかに放射線が漏れ出ていることが分かります。
・・・ところが、前立腺癌の治療以前より頻尿があり、昼間は1日10回以上、夜間は3回排尿のため目が覚めるそうです。

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PSA値が高くなる理由

以前にも、PSA値が高くなる理由について解説しましたが、医師も含めてPSA値=前立腺癌だと信じている患者さんが多いので、ここで重複するかも知れませんが、再び解説します。

まず、基本に戻って、PSAとは何なのかを説明しましょう。
PSAは前立腺が作る酵素です。酵素にもいろいろありますが、その中でタンパク分解酵素の分野に属する酵素です。
では、何の働きをしているのかというと、精液をサラサラの性状にするための酵素なのです。男性なら経験したことがあるでしょうが、精液の中に片栗粉の塊のような寒天状のダマダマが確認できることがあります。この現象は、PSAが十分に作用していない時に起こる現象です。PSAは、このダマダマをサラサラにして、精子の動きを自由にさせる作用があるのです。

ところが、PSAはタンパク分解酵素ですから、タンパク質で構成された人体に漏れ出てしまうと、いろいろな弊害が起きます。その弊害を防ぐ意味で、前立腺内の腺腔構造は頑丈に作られていて、腺腔から前立腺内にも漏れないような形になっています。

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乳がん検診から視えてきた事

東京都医師会雑誌の4・5月合併号に記事に興味ある内容が掲載されていました。
2009年アメリカ政府部会によって次のコメントがされました。
「40代の女性にはマンモグラフィ検診は勧められない」
この結果、大規模な疫学調査がアメリカで実施されました。
Manmadata
マンモグラフィを利用した乳がん検診をすることで、アメリカでは乳がん死亡率が年々減っています。
このデータからは、乳がん検診の有用性が当然のように示唆されました。誰が視ても異存は出ない結果です。

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吉報 アボルブの出荷調整解除

今入ってきた情報によると、日本で、いや世界で流通がストップしていたアボルブが、近...

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ベストチョイスとグッドタイミング

私は、前立腺癌のPSA検診とその結果による針生検が、毎年の前立腺癌増加の原因だと考えています。
前立腺癌を発見することで、前立腺癌の悪性度を加速させる可能性もあると思っています。そこで、前立腺の針生検を否定的に考えています。
その私の考えをインターネットで知って、たくさんの患者さんが来院されます。来院された患者さんの中には、すでに針生検を受け前立腺癌が発見され、私の前で肩を落として、落胆されている患者さんも多くおられます。
「先生の事をもっと前に知っていれば針生検を受けなかったのに…」と。

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PSA値11の82歳高齢者

大阪のご夫婦が近所の人に道を聞きながら高橋クリニックに来院されました。
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82歳のご高齢のご主人が健診でPSA検査を行ったところ、PSA値11ととても高く、MRI検査でも怪しい影が認められたため、前立腺針生検を強く勧められました。しかし、前立腺針生検には抵抗が感じたので、インターネットで高橋クリニックを調べて、ご夫婦で来院されました。
超音波エコー検査では前立腺肥大症があり、前立腺の左右に陰影が確認できます。

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友人の決断

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友人の開業医がPSAが高いと心配になって来院されました。
8年前からPSA値は3~4の間を推移していましたが、超音波エコー検査で前立腺肥大症を指摘されました。
平成26年11月になりPSA値4.6と正常域を超えたので、心配になり、私に電話で相談していました。
平成27年6月になって、PSA値が5.6とさらに高くなり、心配は極致になり高橋クリニックを受診しました。
超音波エコー検査では前立腺の大きさは23㏄と正常域ですが、前立腺結石が多数認められ、強い排尿障害を認めます。
通常の超音波エコー検査では一見異常がないように見えます。
通常の画像では、前立腺の正常組織と前立腺癌の組織を区別することはできません。

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超音波エコー検査と触診で不要な前立腺針生検を回避 m3.comから

次のような記事があったので、ご紹介します。

グリーソンスコア7以上を予測し、不要な前立腺生検を減らすモデル
グリーソンスコア(GS)7以上と7未満の鑑別は未だに臨床判断における難問となっており、また前立腺癌生検は不要/過度の検査や治療をもたらす可能性がある。そこで、中国・南京医科大学附属第一病院泌尿器科のXiao Li氏らは、潜在的な前立腺癌患者でGS≧7を予測するためのリスク評価モデルを確立した。
方法
•研究の第一段階では、2009年9月から2013年1月にかけて経直腸超音波(TRSU)ガイド下コア前立腺生検を受けた患者981人をレトロスペクティブに評価した。
•年齢、前立腺特異抗原(PSA)、遊離型PSA(fPSA)、遊離型/総PSA比(f/t)、前立腺容積(PV)、PSA密度(PSAD)、直腸指診(DRE:感触、結節)、Bモードの超音波検査(正常または異常、低エコー腫瘤または微小石灰化の存在)を潜在的な予測因子として検討した。
•多重ロジスティック回帰分析後、後方変数減少法を用いて、ノモグラムの構築に用いる独立変数を選択した。
•潜在的な前立腺癌患者でGS≧7を予測するモデルをデザインした。
•研究の第二段階では、デザインしたモデルを用いて410例(2013年1月~2015年3月)を評価し、生検の予後を2群間で比較した。

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前立腺癌の本質

前立腺癌を前立腺針生検で発見し、一般的なホルモン治療をすると、前立腺癌は退縮します。

絶滅したかな?と思っていると、5年から6年くらいで前立腺癌は次第に息を吹き返し大きくなります。その際に、ホルモン治療を行っても、前立腺癌は反応なく、どんどん増大していきます。この状態をホルモン抵抗性前立腺癌あるいは去勢抵抗性前立腺癌と呼びます。

なぜ、前立腺癌にホルモン療法が効かなくなったというと、前立腺癌が男性ホルモンを作れるように変身・進化・悪性化したからです。この一連の流れを冷静に客観的に観ると、前立腺癌は男性ホルモンを作るべく誕生したのではないか?と考えられてしまいます。つまり前立腺組織に男性ホルモンを作れるように変身していったのが前立腺癌だともいえるのではないでしょうか?

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夜間頻尿の治し方のコツ

前立腺肥大症のお薬を飲んでも、夜間頻尿が治らない場合はどうしたら良いのか?という相談を他の病院で治療している患者さんや医師から相談を受けることがあります。
お聞きすると、それなりのお薬を処方され、あるいは処方しているのです。
ところが、病名で処方されていう事が多く、患者さんの病気に応じた細かい処方がなされていないのが原因です。
前立腺肥大症といっても前立腺が大きい患者さんもいれば小さい患者さんもいます。
前立腺の大きさは20ccが正常ですが、これを鵜呑みにすると誤診するのです。例えば、10代の頃の前立腺が10cc位の大きさの患者さんであれば、60歳を過ぎて前立腺が40ccになったとすると、前立腺の大きさは実に4倍になったとことになります。泌尿器科医からすると40ccは大した大きさではありませんから、前立腺肥大症を小さくしようという治療方針は選択されません。排尿障害の治療薬だけを処方されるので、今ひとつ効果が出ないという結果になるのです。思い込みが治療方針を誤らせた一例です。
例を挙げればキリがないので、治療を場合分けして解説しましょう。

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前立腺がん検査のガイドライン発行で受診率が減少 m3.comの記事から

 前立腺がんのスクリーニング検査は便益よりも害のほうが大きいとする米国予防医療作業部会(USPSTF)の結論を受け、米国では検査を受ける男性が減少していることが、新たな研究で明らかにされた。別の研究では、プライマリケア医がこの決定を広く受け入れていることも判明した。これらの研究は米ニューオーリンズで開催された米国泌尿器科学会(AUA)年次集会で発表された。

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糖尿病治療薬が前立腺癌治療に効果? m3.comから

メトホルミンはアンドロゲン受容体を標的し、アンドロゲン依存性および非依存性前立腺癌を抑制する

2015年05月19日(原文公開: 2015年04月27日)

中国・重慶の第三軍医大学大坪病院のYan Wang氏らは、前立腺癌に対するメトホルミンの効果がアンドロゲン受容体(AR)依存性かどうか、そうである場合にメトホルミンが他の抗AR薬と相乗的に作用し、有効性が高く、毒性が低い治療レジメンとして役立つかどうかを調べる研究を実施した。 方法 •2種類のヒト前立腺癌細胞株、アンドロゲン依存性LNCaP細胞およびアンドロゲン非依存性22RV1細胞をメトホルミン単独またはビカルタミドとの併用で処理し、その場合の細胞生存能力およびアポトーシスをそれぞれMTTアッセイおよびアネキシンV-FITC染色によって判断した。
•定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)およびウェスタンブロッティング法を実施し、それぞれによってAR mRNAに対するメトホルミンの効果およびタンパク質レベルを調べた。
•クロマチン免疫沈降(ChIP)法を実施して、AR標的遺伝子PSAのプロモーター領域にあるアンドロゲン応答配列(ARE)へのAR誘導を確認した。
結果 •メトホルミン処理は両細胞株について細胞生存能力の抑制およびアポトーシスの促進をもたらし、メトホルミンとビカルタミドの併用でLNCaP細胞を処理した場合には相加効果が認められた。
•LNCaP細胞では、メトホルミンが完全長ARタンパク質をダウンレギュレーションした。
•CWR22Rv1細胞では、完全長および一部切除AR(AR-v7)の双方がメトホルミンによってダウンレギュレーションされた。
•LNCaP細胞およびCWR22Rv1細胞のいずれにおいても、メトホルミンはARタンパク質の分解や安定性に影響を及ぼすことではなく、AR mRNAレベルをダウンレギュレーションすることによってARシグナル伝達経路を抑制した。
結語 •メトホルミンはARシグナル伝達経路を標的にすることで前立腺癌細胞の生存能力を抑制し、アポトーシスを促進する。
•メトホルミンと他の抗AR薬の併用は、前立腺癌、特に去勢抵抗性前立腺癌の治療に関して、有効性が高く、毒性が低い将来有望な治療アプローチとなる可能性がある。

(掲載: The Prostate)

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AUA(アメリカ泌尿器科学会)のガイドライン

PsaauaPSA検診に関するガイドラインは、日本とアメリカとでは異なります。
アメリカ泌尿器科学会のPSA検診に関するガイドラインは次のようです。
①40歳未満のPSA検診は推奨しない。
②40歳~54歳の男性にはPSA検診を勧めない。
③55歳~69歳の男性には、インフォームドコンセント後のPSA検診受診して下さい。の意思決定を強く勧める。
④検診の間隔は2年を勧める。
⑤70歳以上の男性、あるいは余命が10年~15年以内の男性にはPSA検診受診を推奨しない。
【参考】Prostate Cancer Front Line アステラス製薬株式会社発行雑誌から

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カナダ、PSA検査を推奨せず!Medical Tribune記事から

以前からPSA検診に疑問を感じ、矛盾点をこのブログでいろいろな角度から解説してきました。アメリカではすでにPSA検診は推奨されなくなっていましたが、今回、カナダのガイドライン(GL)の報告でも同じ意見に至ったようです。

「カナダの前立腺がんスクリーニング・ガイドライン,PSA検査を推奨せず」

20年ぶりに改訂,USPSTFと足並みそろえる
 カナダ予防医療対策委員会(CTFPHC)は10月27日,前立腺特異抗原(PSA)検査による前立腺がんスクリーニングに関する改訂ガイドライン(GL)をCMAJ(2014年10月27日オンライン版)で公表した。前回のGLは1994年に公表されており,20年ぶりの改訂となった。改訂GLではPSA検診に伴う害(合併症,偽陽性所見,過剰診断など)を示す多くのエビデンスがある一方で,死亡率の低下を示す明確なエビデンスはないと指摘。その上で,「前立腺がんの既往歴がない全年齢層の男性にPSA検診を推奨しない」と明記された。PSA検診の是非をめぐっては,わが国を含めた各国GLで見解が一致していないが,カナダのGLでは米国予防医療サービス対策委員会(USPSTF)の勧告と足並みをそろえる内容となった。

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高周波電気メスERBE・VIO300D

開業以来3代目になる電気メスを購入し、10月29日に届きました。 ドイツ製のER...

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前立腺癌の保有率

2010年の人口統計から計算すると、日本人の男性は6213万人います。その内、4...

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去勢抵抗性前立腺癌の治療 産経新聞9月9日コラムから

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去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)とは、効き慣れない言葉でしょう。以前の言葉で表現すると、ホルモン抵抗性前立腺癌のことを意味します。
前立腺癌治療の主軸であったホルモン治療は、進化を遂げ、それまでの抗男性ホルモン剤からLH-RHホルモン剤に移行していきました。しかし数年のホルモン治療で、効かなくなる前立腺癌が出現するのです。LH-RHホルモン治療が内分泌的に去勢した状態と類似しているので、去勢抵抗性という言葉が使用されました。

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前立腺生検後、敗血症発症率2.8%

前立腺生検後、敗血症発症率2.8%
2014年7月30日
文献:Bruyere F,et al.Prosbiotate: A multicentric, prospective analysis of infectious complications after prostate biopsy.J Urol. 2014 Jul 22. pii: S0022-5347(14)04035-X. doi: 10.1016/j.juro.2014.07.086. [Epub ahead of print]

 前立腺生検を受けた患者2718人を対象に、生検後の感染性合併症の発生率およびリスク因子を前向き多施設共同研究で検討。
76人(2.8%)が生検後に敗血症を発症した。
多変量解析で、抗菌薬予防投与ガイドラインの不順守、過去6カ月間の抗菌薬治療、前立腺炎の既往が生検後敗血症のリスク因子だった(オッズ比2.3、2.1、1.7)。

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PSA検査で前立腺癌死大幅低減 m3.comから

PSA検査で前立腺癌死大幅低減

文献:Schroder FH,et al.Screening and prostate cancer mortality: results of the European Randomised Study of Screening for Prostate Cancer (ERSPC) at 13 years of follow-up.Lancet. 2014 Aug 6. pii: S0140-6736(14)60525-0. doi: 10.1016/S0140-6736(14)60525-0. [Epub ahead of print]

 欧州の前立腺癌検診無作為化試験(ERSPC)の13年間の追跡データから、前立腺特異抗原(PSA)検査による前立腺癌死の低減効果を検証。9、11、13年経過時点のデータによるPSA検査群と検査なし群との死亡率の率比は、それぞれ0.85、0.78、0.79だった。13年経過後にもPSA検査による前立腺癌低減が確認された。

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