PSA値を下げるサプリメント

PSA検査の値は、いろいろな原因で高くなります。
その原因として、前立腺肥大症、慢性前立腺炎、原因不明の排尿障害、生まれつきの前立腺の奇形、前立腺針生検の後遺症(針による穴だらけの結果)、そして、最後に前立腺ガンがあります、

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前立線の気持ち?

病気の複雑な振る舞いを考える際に、自分が病気そのものとなって考えると、見えてきます。

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手術後の排尿障害?

60代の男性患者さんが、他の病院で前立腺肥大症の手術を行ったにもかかわらず、以前...

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去勢抵抗性前立腺ガンの予防対策

前立腺ガンのホルモン治療を続けると、5年後位にホルモン治療に反応しないホルモン抵抗性前立腺ガン(去勢抵抗性前立腺ガン)が生まれることがしばしばあります。Img_0036


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前立腺肥大症とは?

このブログで、前立腺肥大症について詳細に解説していますが、内容が多くあるので、ここでまとめて目次を作りました。
詳細は、番号の付いた項目をクリックしてください。

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前立腺ガンの顕在ガンの治療方針

超音波エコー検査と触診で確認できるのが、顕在ガンです。
発見できた時点で、おおよその悪性度は判定できます。正確には、前立腺針生検しか方法はありませんが、針生検で何箇所も前立腺ガンを刺激する訳ですから、今後の治療や予後に強く影響するでしょう。

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難治性の前立腺肥大症の治療

前立腺肥大症の治療を長年しても、症状がなかなか改善しない患者さんが多く来院されます。
主治医の先生には、「歳のせいですね」と冷たく告げられているのです。実は、歳のせいではありません。

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前立腺ガンの顕在ガンの証明

実際にPSA値が高くて、前立腺ガンを疑われた際の顕在ガンの証明手段をここで解説致しましょう。

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PSA値が高くなる原因❷

PSAに関しては、このブログで機会があれば、たびたび解説しています。
ここで、まとめて解説したいと思います。

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前立腺癌患者は不安から不要な手術を選ぶことも m3.comから

精神的苦痛への対処が重要
国際医学短信2017年4月12日 (水)配信 精神科疾患一般外科疾患腎・泌尿器疾患癌

 不安の強い前立腺癌患者は、不必要と思われる治療を選択する確率が高くなるという研究報告が、「Journal of Urology」2月号に掲載された。

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前立腺とサプリメント

患者さんのコメントで披露しているように、前立腺や夜間頻尿に効果のあるサプリメントが幾つかあります。ここで、ご紹介します。


ノコギリヤシ
日本ではサプリメントですが、主な薬効のある成分は、βシトステロールです。フランスでは薬として、公けに医師が使用しています。
確かに排尿の負担が軽減し、夜間頻尿が少なくなるようですほさね。サプリメントは万人に効果がある訳ではないので、日本ではサプリメントの地位しか与えられませんでした。
日本では、大小の健康食品会社が多数販売しています。幾つか試してみて、ご自分にピッタリ合った製品を購入してください。3ヶ月試してみて効果がなければ、貴方にはノコギリヤシは効かないということになります。
ドイツでは、前立腺肥大症の初期治療に処方されます。
【参考】サントリーHP
【参考】やわたHP


アグリコン型イソフラボン
大豆にわずかに含まれふ成分です。
自然界のホルモン物資と言われています。効果はあるのですが、我々が食事で摂取する量では、少な過ぎて効果が出ません。納豆や豆腐や豆乳を毎日100個100丁100杯食べ飲めば効果が得られるでしょう。しかし、現実の実生活では、不可能です。
イソフラボンの有効成分はアグリコン型イソフラボンという微量な成分です。大豆を酵母で発酵させ、無効のイソフラボンをアグリコン型イソフラボンに変え、濃縮したサプリメントが製品化されています。

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週刊現代の記事から

今日の週刊現代の記事に、「病気は早く見つけるほど早く死ぬ」というタイトルが大々的に報道されていました。
内容が極端過ぎることもありますが、その中に「前立腺がん」は見つけない方が長生きする、という記事が目に止まりました。
私が以前より前立腺のラテント癌はかなりの確率で各年齢層に潜在していて、発見しない方が天寿を全うできると、主張して来ましたが、その事実が世間にも理解され始めたものと思われます。

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前立腺とは?

前立腺肥大症や前立腺癌について、私はいろいろ記述していますが、皆さんは前立腺は人体でどうのような機能や役割を果たしているかご存知ですか?

まずは、前立腺が何のために存在しているのか解説しましょう。
前立腺は子孫繁栄のために、欠かせない臓器です。
妊娠するためには、卵子と精子の対が必要です。精子は睾丸で作られ、精嚢腺で一時蓄えられ、射精時に前立腺液と同時に尿道内に放出されます。

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提言

少なくても一人、多い時で数人の新患が、PSAが高いと受診されます。
1ヶ月で30人、 1年で400人という人数になります。
これは、由々しき問題です。1年で400人もの患者さんが病気(前立腺ガン)を心配して全国から訪ねてくるのです。
そして、そのほとんどの患者 さんが、PSAが高いだけで 、即、前立腺針生検を強く勧められているのです。PSAが高くなる様々の要因を調べもせずに、生きた患者さんを機械的にルーティーンに扱うのです。患者さんが直感的に納得できる訳がありません。

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週刊文春の記事から

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先週販売の週刊文春10月13日号の記事をご覧になりましたか?
前立腺ガン検診の問題点を掲載しています。過去に私がブログで指摘して来たことですが、今頃ですか?という気分ですが・・・。

前立腺ガンの罹患数(発見数)の上昇と前立腺ガンの死亡数が乖離(かいり)しているという指摘です。

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膀胱腫瘍に見えた前立腺内腺の前立腺癌

前立腺癌は、通常、前立腺の外側に位置する外腺に発症するのが一般的です。稀に、前立腺深部の内腺に生じることもありますが、私が通常実施する超音波エコー検査や触診では発見が困難です。膀胱腫瘍に見えた前立腺ガンの患者さんを経験したので、ここに紹介します。

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70歳前の男性患者さんが、PSA値が少し高いということで平成27年3月に来院しました。
超音波エコー検査と触診で、前立腺肥大症が認められるだけで、前立腺癌は確認できませんでした。
ハルナールを処方したところ、排尿状態は改善し、そのまま継続して治療を続けました。

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小線源療法を受けた前立腺癌の患者さん

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70歳代の男性が、排尿の際に尿道の先が痛いと言って来院されました。
尿道から膿もなく、性行為を行っている様子もありません。
既往歴を聞くと、2年前に前立腺癌で小線源治療を行ったというのです。私の友人が治療を受けた大学病院でした。PSA値が5.0を超えた時点で、前立腺針生検を実施し、グレソンスコア6程度の中等度悪性の癌が発見されたそうです。治療の選択肢は、①何もしない、②手術、③放射線療法を提示され、大学病院のすすめもあり、放射線療法の小線源療法を選択しました。
そのおかげで、現在PSA値は低値だそうです。
室内でガイガーカウンターで測定すると、0.09μシーベルト程度が正常です。

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しかし、患者さんの恥骨にガイガーカウンターを当てると、0.2μシーベルトと明らかに放射線が漏れ出ていることが分かります。
・・・ところが、前立腺癌の治療以前より頻尿があり、昼間は1日10回以上、夜間は3回排尿のため目が覚めるそうです。

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PSA値が高くなる理由

以前にも、PSA値が高くなる理由について解説しましたが、医師も含めてPSA値=前立腺癌だと信じている患者さんが多いので、ここで重複するかも知れませんが、再び解説します。

まず、基本に戻って、PSAとは何なのかを説明しましょう。
PSAは前立腺が作る酵素です。酵素にもいろいろありますが、その中でタンパク分解酵素の分野に属する酵素です。
では、何の働きをしているのかというと、精液をサラサラの性状にするための酵素なのです。男性なら経験したことがあるでしょうが、精液の中に片栗粉の塊のような寒天状のダマダマが確認できることがあります。この現象は、PSAが十分に作用していない時に起こる現象です。PSAは、このダマダマをサラサラにして、精子の動きを自由にさせる作用があるのです。

ところが、PSAはタンパク分解酵素ですから、タンパク質で構成された人体に漏れ出てしまうと、いろいろな弊害が起きます。その弊害を防ぐ意味で、前立腺内の腺腔構造は頑丈に作られていて、腺腔から前立腺内にも漏れないような形になっています。

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乳がん検診から視えてきた事

東京都医師会雑誌の4・5月合併号に記事に興味ある内容が掲載されていました。
2009年アメリカ政府部会によって次のコメントがされました。
「40代の女性にはマンモグラフィ検診は勧められない」
この結果、大規模な疫学調査がアメリカで実施されました。
Manmadata
マンモグラフィを利用した乳がん検診をすることで、アメリカでは乳がん死亡率が年々減っています。
このデータからは、乳がん検診の有用性が当然のように示唆されました。誰が視ても異存は出ない結果です。

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吉報 アボルブの出荷調整解除

今入ってきた情報によると、日本で、いや世界で流通がストップしていたアボルブが、近...

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ベストチョイスとグッドタイミング

私は、前立腺癌のPSA検診とその結果による針生検が、毎年の前立腺癌増加の原因だと考えています。
前立腺癌を発見することで、前立腺癌の悪性度を加速させる可能性もあると思っています。そこで、前立腺の針生検を否定的に考えています。
その私の考えをインターネットで知って、たくさんの患者さんが来院されます。来院された患者さんの中には、すでに針生検を受け前立腺癌が発見され、私の前で肩を落として、落胆されている患者さんも多くおられます。
「先生の事をもっと前に知っていれば針生検を受けなかったのに…」と。

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PSA値11の82歳高齢者

大阪のご夫婦が近所の人に道を聞きながら高橋クリニックに来院されました。
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82歳のご高齢のご主人が健診でPSA検査を行ったところ、PSA値11ととても高く、MRI検査でも怪しい影が認められたため、前立腺針生検を強く勧められました。しかし、前立腺針生検には抵抗が感じたので、インターネットで高橋クリニックを調べて、ご夫婦で来院されました。
超音波エコー検査では前立腺肥大症があり、前立腺の左右に陰影が確認できます。

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友人の決断

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友人の開業医がPSAが高いと心配になって来院されました。
8年前からPSA値は3~4の間を推移していましたが、超音波エコー検査で前立腺肥大症を指摘されました。
平成26年11月になりPSA値4.6と正常域を超えたので、心配になり、私に電話で相談していました。
平成27年6月になって、PSA値が5.6とさらに高くなり、心配は極致になり高橋クリニックを受診しました。
超音波エコー検査では前立腺の大きさは23㏄と正常域ですが、前立腺結石が多数認められ、強い排尿障害を認めます。
通常の超音波エコー検査では一見異常がないように見えます。
通常の画像では、前立腺の正常組織と前立腺癌の組織を区別することはできません。

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超音波エコー検査と触診で不要な前立腺針生検を回避 m3.comから

次のような記事があったので、ご紹介します。

グリーソンスコア7以上を予測し、不要な前立腺生検を減らすモデル
グリーソンスコア(GS)7以上と7未満の鑑別は未だに臨床判断における難問となっており、また前立腺癌生検は不要/過度の検査や治療をもたらす可能性がある。そこで、中国・南京医科大学附属第一病院泌尿器科のXiao Li氏らは、潜在的な前立腺癌患者でGS≧7を予測するためのリスク評価モデルを確立した。
方法
•研究の第一段階では、2009年9月から2013年1月にかけて経直腸超音波(TRSU)ガイド下コア前立腺生検を受けた患者981人をレトロスペクティブに評価した。
•年齢、前立腺特異抗原(PSA)、遊離型PSA(fPSA)、遊離型/総PSA比(f/t)、前立腺容積(PV)、PSA密度(PSAD)、直腸指診(DRE:感触、結節)、Bモードの超音波検査(正常または異常、低エコー腫瘤または微小石灰化の存在)を潜在的な予測因子として検討した。
•多重ロジスティック回帰分析後、後方変数減少法を用いて、ノモグラムの構築に用いる独立変数を選択した。
•潜在的な前立腺癌患者でGS≧7を予測するモデルをデザインした。
•研究の第二段階では、デザインしたモデルを用いて410例(2013年1月~2015年3月)を評価し、生検の予後を2群間で比較した。

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前立腺癌の本質

前立腺癌を前立腺針生検で発見し、一般的なホルモン治療をすると、前立腺癌は退縮します。

絶滅したかな?と思っていると、5年から6年くらいで前立腺癌は次第に息を吹き返し大きくなります。その際に、ホルモン治療を行っても、前立腺癌は反応なく、どんどん増大していきます。この状態をホルモン抵抗性前立腺癌あるいは去勢抵抗性前立腺癌と呼びます。

なぜ、前立腺癌にホルモン療法が効かなくなったというと、前立腺癌が男性ホルモンを作れるように変身・進化・悪性化したからです。この一連の流れを冷静に客観的に観ると、前立腺癌は男性ホルモンを作るべく誕生したのではないか?と考えられてしまいます。つまり前立腺組織に男性ホルモンを作れるように変身していったのが前立腺癌だともいえるのではないでしょうか?

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夜間頻尿の治し方のコツ

前立腺肥大症のお薬を飲んでも、夜間頻尿が治らない場合はどうしたら良いのか?という相談を他の病院で治療している患者さんや医師から相談を受けることがあります。
お聞きすると、それなりのお薬を処方され、あるいは処方しているのです。
ところが、病名で処方されていう事が多く、患者さんの病気に応じた細かい処方がなされていないのが原因です。
前立腺肥大症といっても前立腺が大きい患者さんもいれば小さい患者さんもいます。
前立腺の大きさは20ccが正常ですが、これを鵜呑みにすると誤診するのです。例えば、10代の頃の前立腺が10cc位の大きさの患者さんであれば、60歳を過ぎて前立腺が40ccになったとすると、前立腺の大きさは実に4倍になったとことになります。泌尿器科医からすると40ccは大した大きさではありませんから、前立腺肥大症を小さくしようという治療方針は選択されません。排尿障害の治療薬だけを処方されるので、今ひとつ効果が出ないという結果になるのです。思い込みが治療方針を誤らせた一例です。
例を挙げればキリがないので、治療を場合分けして解説しましょう。

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前立腺がん検査のガイドライン発行で受診率が減少 m3.comの記事から

 前立腺がんのスクリーニング検査は便益よりも害のほうが大きいとする米国予防医療作業部会(USPSTF)の結論を受け、米国では検査を受ける男性が減少していることが、新たな研究で明らかにされた。別の研究では、プライマリケア医がこの決定を広く受け入れていることも判明した。これらの研究は米ニューオーリンズで開催された米国泌尿器科学会(AUA)年次集会で発表された。

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糖尿病治療薬が前立腺癌治療に効果? m3.comから

メトホルミンはアンドロゲン受容体を標的し、アンドロゲン依存性および非依存性前立腺癌を抑制する

2015年05月19日(原文公開: 2015年04月27日)

中国・重慶の第三軍医大学大坪病院のYan Wang氏らは、前立腺癌に対するメトホルミンの効果がアンドロゲン受容体(AR)依存性かどうか、そうである場合にメトホルミンが他の抗AR薬と相乗的に作用し、有効性が高く、毒性が低い治療レジメンとして役立つかどうかを調べる研究を実施した。 方法 •2種類のヒト前立腺癌細胞株、アンドロゲン依存性LNCaP細胞およびアンドロゲン非依存性22RV1細胞をメトホルミン単独またはビカルタミドとの併用で処理し、その場合の細胞生存能力およびアポトーシスをそれぞれMTTアッセイおよびアネキシンV-FITC染色によって判断した。
•定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)およびウェスタンブロッティング法を実施し、それぞれによってAR mRNAに対するメトホルミンの効果およびタンパク質レベルを調べた。
•クロマチン免疫沈降(ChIP)法を実施して、AR標的遺伝子PSAのプロモーター領域にあるアンドロゲン応答配列(ARE)へのAR誘導を確認した。
結果 •メトホルミン処理は両細胞株について細胞生存能力の抑制およびアポトーシスの促進をもたらし、メトホルミンとビカルタミドの併用でLNCaP細胞を処理した場合には相加効果が認められた。
•LNCaP細胞では、メトホルミンが完全長ARタンパク質をダウンレギュレーションした。
•CWR22Rv1細胞では、完全長および一部切除AR(AR-v7)の双方がメトホルミンによってダウンレギュレーションされた。
•LNCaP細胞およびCWR22Rv1細胞のいずれにおいても、メトホルミンはARタンパク質の分解や安定性に影響を及ぼすことではなく、AR mRNAレベルをダウンレギュレーションすることによってARシグナル伝達経路を抑制した。
結語 •メトホルミンはARシグナル伝達経路を標的にすることで前立腺癌細胞の生存能力を抑制し、アポトーシスを促進する。
•メトホルミンと他の抗AR薬の併用は、前立腺癌、特に去勢抵抗性前立腺癌の治療に関して、有効性が高く、毒性が低い将来有望な治療アプローチとなる可能性がある。

(掲載: The Prostate)

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AUA(アメリカ泌尿器科学会)のガイドライン

PsaauaPSA検診に関するガイドラインは、日本とアメリカとでは異なります。
アメリカ泌尿器科学会のPSA検診に関するガイドラインは次のようです。
①40歳未満のPSA検診は推奨しない。
②40歳~54歳の男性にはPSA検診を勧めない。
③55歳~69歳の男性には、インフォームドコンセント後のPSA検診受診して下さい。の意思決定を強く勧める。
④検診の間隔は2年を勧める。
⑤70歳以上の男性、あるいは余命が10年~15年以内の男性にはPSA検診受診を推奨しない。
【参考】Prostate Cancer Front Line アステラス製薬株式会社発行雑誌から

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カナダ、PSA検査を推奨せず!Medical Tribune記事から

以前からPSA検診に疑問を感じ、矛盾点をこのブログでいろいろな角度から解説してきました。アメリカではすでにPSA検診は推奨されなくなっていましたが、今回、カナダのガイドライン(GL)の報告でも同じ意見に至ったようです。

「カナダの前立腺がんスクリーニング・ガイドライン,PSA検査を推奨せず」

20年ぶりに改訂,USPSTFと足並みそろえる
 カナダ予防医療対策委員会(CTFPHC)は10月27日,前立腺特異抗原(PSA)検査による前立腺がんスクリーニングに関する改訂ガイドライン(GL)をCMAJ(2014年10月27日オンライン版)で公表した。前回のGLは1994年に公表されており,20年ぶりの改訂となった。改訂GLではPSA検診に伴う害(合併症,偽陽性所見,過剰診断など)を示す多くのエビデンスがある一方で,死亡率の低下を示す明確なエビデンスはないと指摘。その上で,「前立腺がんの既往歴がない全年齢層の男性にPSA検診を推奨しない」と明記された。PSA検診の是非をめぐっては,わが国を含めた各国GLで見解が一致していないが,カナダのGLでは米国予防医療サービス対策委員会(USPSTF)の勧告と足並みをそろえる内容となった。

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高周波電気メスERBE・VIO300D

開業以来3代目になる電気メスを購入し、10月29日に届きました。 ドイツ製のER...

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前立腺癌の保有率

2010年の人口統計から計算すると、日本人の男性は6213万人います。その内、4...

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去勢抵抗性前立腺癌の治療 産経新聞9月9日コラムから

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去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)とは、効き慣れない言葉でしょう。以前の言葉で表現すると、ホルモン抵抗性前立腺癌のことを意味します。
前立腺癌治療の主軸であったホルモン治療は、進化を遂げ、それまでの抗男性ホルモン剤からLH-RHホルモン剤に移行していきました。しかし数年のホルモン治療で、効かなくなる前立腺癌が出現するのです。LH-RHホルモン治療が内分泌的に去勢した状態と類似しているので、去勢抵抗性という言葉が使用されました。

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前立腺生検後、敗血症発症率2.8%

前立腺生検後、敗血症発症率2.8%
2014年7月30日
文献:Bruyere F,et al.Prosbiotate: A multicentric, prospective analysis of infectious complications after prostate biopsy.J Urol. 2014 Jul 22. pii: S0022-5347(14)04035-X. doi: 10.1016/j.juro.2014.07.086. [Epub ahead of print]

 前立腺生検を受けた患者2718人を対象に、生検後の感染性合併症の発生率およびリスク因子を前向き多施設共同研究で検討。
76人(2.8%)が生検後に敗血症を発症した。
多変量解析で、抗菌薬予防投与ガイドラインの不順守、過去6カ月間の抗菌薬治療、前立腺炎の既往が生検後敗血症のリスク因子だった(オッズ比2.3、2.1、1.7)。

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PSA検査で前立腺癌死大幅低減 m3.comから

PSA検査で前立腺癌死大幅低減

文献:Schroder FH,et al.Screening and prostate cancer mortality: results of the European Randomised Study of Screening for Prostate Cancer (ERSPC) at 13 years of follow-up.Lancet. 2014 Aug 6. pii: S0140-6736(14)60525-0. doi: 10.1016/S0140-6736(14)60525-0. [Epub ahead of print]

 欧州の前立腺癌検診無作為化試験(ERSPC)の13年間の追跡データから、前立腺特異抗原(PSA)検査による前立腺癌死の低減効果を検証。9、11、13年経過時点のデータによるPSA検査群と検査なし群との死亡率の率比は、それぞれ0.85、0.78、0.79だった。13年経過後にもPSA検査による前立腺癌低減が確認された。

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前立腺癌のHIFU改良で生存増  m3.comから

前立腺癌のHIFU改良で生存増
2014年08月06日

文献:Uchida T,et al.Improved Outcomes Owing to High-intensity Focused Ultrasound Devices Version-up for the Treatment of Patients with Localized Prostate Cancer.J Urol. 2014 Jul 28. pii: S0022-5347(14)04047-6. doi: 10.1016/j.juro.2014.07.096. [Epub ahead of print]

Hifu200 1999–2012年に高密度焦点式超音波治療(HIFU)を受けた限局性前立腺癌患者918人を対象に、機器の改良による転帰の改善を検証。全体の10年全生存率と癌特異的生存率は89.6%、97.4%だった。

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兵(つわもの)

50歳代の男性が来院されました。
8年前にPSA値が高く、有名病院で針生検しましたが、その際には前立腺癌は発見されませんでした。
その後もPSA値は23~30と高く、前回の針生検から1年後(今から7年前)に2度目の針生検を行いました。
すると、8本中3本に前立腺癌が発見されたのです。グリソンスコアは4+3=7で悪性度は中等度でした。
骨シンチやMRI検査で骨転移やリンパ節転移は認められなかったので、当然、前立腺全摘手術か放射線治療をすすめられました。

ところが、この患者さんのすごい所で、『切らずに治す!』と決断し、現代医療を拒否されました。
早速、玄米食を始め、ニンジン・リンゴ・キャベツ・レモンの健康ジュースを飲み始めました。そして、代替医療の専門クリニックの門をたたき、2ヵ月に1回の体外マイクロ波照射と代替医療のテストで経過観察してきたのです。何と兵(つわもの=剛健な人)でしょう!7年前から続けているこの治療で、状態が落ち着いているのが驚きです。

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自覚症状のない前立腺炎がPSA値の上昇を招く m3.comから

臨床的BPHおよび勃起機能障害の男性における無症候性前立腺炎は前立腺特異抗原の陽性的中率に影響を及ぼす
2014年07月30日(原文公開: 2014年07月14日)

本研究では、前立腺肥大の高齢男性における性機能障害が前立腺液中インターロイキン-8(IL-8)によって診断される前立腺炎につながり、このために前立腺特異抗原(PSA)の陽性的中率が下がるという仮説を検証する。

症候性前立腺肥大および勃起機能障害の男性では、前立腺の炎症が顕著なためにPSAレベルが疑似的に上昇し、これが不要な生検をもたらしたと考えられた。

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微弱電流と癌細胞

前回、高周波電流と癌細胞について考えました。
高周波電流が癌細胞にダメージを与え、癌細胞を抑制してくれるかも知れないと解説しました。癌細胞の細胞膜は正常細胞の細胞膜に比べて電気抵抗が弱いからです。それでは微弱電流に対して癌細胞はどのように振舞うのでしょうか?文献がなかなか見つからないので正確に議論することは出来ませんが、前立腺癌の患者さん全員に電気メスを利用して高周波電流を流すのは、なかなか抵抗があります。
そこで、微弱な電流を前立腺癌に流してみたらどうなるのか?抗ガン作用が出てくるのか?興味が湧きます。

Tmu1100nihonkoden過活動膀胱の治療機械で、磁気刺激装置があります。椅子の下に大きなコイルが仕掛けられて、10ヘルツの振幅で磁力線が逆方向に交互に発生します。すると磁力線が通過する膀胱・前立腺に渦電流(うずでんりゅう)がやはり逆方向に交互に発生します。これはファラデー法則から導き出せる現象です。

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報告書 PSA値が高いと紹介された患者さん

健康診断や人間ドックで、「PSA値が高い!」と前立腺癌を疑われ来院される患者さんが、年間で300人以上おられます。
その中で、紹介状を持参の方もおられるので、ここで実例を紹介しましょう。

【報告書①】
□□□□ 先生 御侍史

患者:〇〇〇〇 様についてご報告いたします。
病名:PSA高値
平成26年6月19日当院を受診されました。
超音波エコー検査で、前立腺は28ccと若干大きく、前立腺結石が多数、前立腺静脈叢の拡張を認めました。また、膀胱括約筋の変形と膀胱頚部の硬化像も認めました。前立腺肥大症と排尿障害を強く示唆する所見です。前立腺の触診上では異常を認めません。排尿障害によるPSA値の高値と判断しました。

ご紹介ありがとうございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

高橋クリニック 高橋 知宏 拝
143-0027 東京都大田区中馬込2-22-16
Tel:03-3771-8000 Fax:03-3771-8033

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前立腺肥大症内視鏡手術の進歩と前立腺癌の変遷

泌尿器科医として35年働いています。
その間に、内視鏡手術をたくさん行ってきました。一番多いのがTUR-P、つまり経尿道的前立腺切除手術(Trans Urethral Resection of Prostate)です。
私の前立腺癌に対する針生検の危険をこのブログでさんざん解説していますが、ラテント癌も含めて前立腺癌はかなりの頻度で存在している筈です。すると内視鏡手術で傷害を受けた前立腺の中に存在したかも知れない前立腺癌細胞が刺激されて、癌細胞が勢いを増す筈です。
ところが前立腺肥大症の内視鏡手術を過去に行った患者さんに前立腺癌が多いという印象は全くありません。当時、前立腺肥大症の内視鏡手術を実施していた対象は、ほとんどが70歳代です。ラテント癌のリスクから考えると34%の確率で前立腺癌が存在している筈ですが、前立腺肥大症の内視鏡手術を実施した患者さんの34%の方が前立腺癌で亡くなられたという記憶はありません。
これは不思議なことです。考えられる理由は、内視鏡手術の際に使用される電気メスの高周波の電流が、前立腺全体に流れ、前立腺の正常細胞のみならず、隠れていた前立腺癌細胞にも電撃暴露されて、前立腺癌細胞が死滅(アポトーシス)しているからではないか?と考えるのです。

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アボルブが夜間頻尿を改善する m3.comの記事から

前立腺肥大を示唆する下部尿路症状(LUTS/BPH)のある男性の夜間頻尿に対するデュタステリド(アボルブ)の効果:3件の第3相試験の統合分析

2014年06月27日(原文公開: 2014年06月10日)Oelke M, et al. –

本試験では、デュタステリド(アボルブ)の臨床第3相試験から得られた統合データを用いて、前立腺肥大症が示唆される下部尿路症状のある男性の夜間頻尿に対するデュタステリドの効果をプラセボと比較評価する。
結論として、24カ月の治療後、特に夜間の頻尿エピソードが2-3回の被験者において、デュタステリド治療群ではプラセボ群に比べて夜間頻尿が有意に改善され、頻尿の増悪も減少した。これらの結果を確認するため、特に夜間頻尿の評価を目的にデザインされたプロスペクティブ試験が必要である。

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夜間頻尿と「いびき」

前立腺肥大症があり、α‐ブロッカー(エブランチル・ハルナール・ユリーフ・フリバスなど)や抗男性ホルモン剤(アボルブ・プロスタール)、ベタニス、抗コリン剤(トビエース、ベシケア、ブラダロン、バップフォ、ポラキス)を服用しても、夜間頻尿が改善しなくて難渋する患者さんがいます。
水分摂取を控えても、抗うつ剤であるトフラニールやトリプタノール(私は処方しませんが)を処方しても治らない患者さんです。

最近、「いびき」や睡眠時無呼吸症候群SAS(sleep apnea syndrome)について興味があり勉強しています。この睡眠時無呼吸症候群の症状として、何と夜間頻尿があるのです!

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男性のテストステロン低値は夜間頻尿と関連する(アステラス・ウェブ文献より)

日本語版更新日 2014-01-14

「男性のテストステロン低値は夜間頻尿と関連する」

Int J Urol 2013; Advance online publication
英語版 配信日 2013-12-23

medwireNews: 年齢や前立腺体積に関係なく、男性のテストステロン低値と夜間頻尿には関連性が認められることが、韓国の研究で明らかになった。

高麗大学校医療院九老病院(ソウル)のDu Geon Moonらは、2011年7月~2012年8月に下部尿路症状で同施設の外来泌尿器科を受診した患者2180例を対象に検証を行った。

全被験者のうち148例(6.8%)に明らかなテストステロン欠乏(<2.50 ng/mL)が認められ、1399例(63.7%)に3日間の頻度・尿量記録において1回以上の夜間排尿(夜間頻尿)が認められた。

年齢、BMI(体格指数)、前立腺体積なども含めた多変量線形回帰モデルでは用量反応関係が認められ、テストステロン値が0.142 ng/mL低下するごとに1晩当たりの頻尿回数が1回増加した。

併存疾患の有無を組み入れたフルモデルでは、テストステロン値は夜間頻尿と有意に関連し、明らかなテストステロン欠乏が認められる患者は、テストステロン高値の患者に比べて、夜間頻尿を経験する確率が60%増加することが明らかになった。特に、テストステロン値の低下に伴い夜間多尿オッズは93%増加した。

さらに、排尿量、排尿頻度、機能的膀胱容量の概日調節障害についても、それぞれの値を経時的に記録することにより検証を行った。多変量解析の結果、8時間尿量の変化について、血清テストステロン欠乏患者とテストステロン高値患者の間に有意差が認められたが、排尿頻度や膀胱容量では認められなかった。

「排尿頻度よりもむしろ尿生産量がテストステロン欠乏と関連することが示されたことから、病因を明らかにすることは重要である」とMoonらはInternational Journal of Urology誌で述べている。

今回の結果は、夜間排尿頻度が概日リズム障害を引き起こし、それがテストステロン生産量低下につながるという逆の因果関係と矛盾している、とも著者らは述べている。それよりも、テストステロン分泌の概日リズム障害が、夜間尿生産および総テストステロン値低下の両方に共通する因子である可能性が高いと、研究者らは示唆している。

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市民公開講座

Siminkouza20131212月15日(日)、東邦医大と大田区泌尿器科医会が協力して、大森駅前で市民公開講座を開催しました。
60人を超える参加がありなかなかの盛興でした。

Davinci2前立腺癌手術の最先端医療機械であるロボット支援手術「ダビンチ」の紹介動画を観ました。新しいテクノロジーを目の前にすると、興味が湧き、自分でも操作したくなります。今までの開腹手術に比べ出血は少なく、手術操作の精度が格段に高くなったので治療成績も上がります。東邦医大では今年からこのダビンチを導入して着実に実績を上げています。

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PSA13.86の前立腺癌

Pca30918m59psa1386平成22年からPSA値が高く、他の医療機関で経過を診られていた59歳の患者さんです。
MRI検査で前立腺癌左葉に癌と思われる所見があったのですが、本人は針生検を拒否、主治医に無理を言ってアボルブを平成25年1月から服用しています。
主治医は年齢が若いので、前立腺全摘手術を患者さんに勧めています。患者さんはセカンド・オピニオンで当院を受診されました。

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見つかってしまったラテント癌

Pca30919m62gs6_262歳の男性患者さんです。
今年の9月にPSA値が16ng/mlと高くなったので、某大学病院を紹介され、針生検を受け、前立腺癌が見つかりました。14本生検して、その内2本に前立腺癌が確認されました。グリソン・スコアは6で中等度以下の悪性度でした。
MRI検査や骨シンチ検査では、浸潤も転移も認められないので、現在、大学病院で手術か放射線治療をすすめられています。
私のブログを読み、『針生検してしまった!』と困惑し来院されました。

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PSA値42.5から4ヵ月で0.68に改善

心臓に持病のある56歳の男性です。
心臓を診ていただいている内科医の定期検査でPSA検査を行ったら、42.5ng/mlと高い値が出ました。地元の泌尿器科を紹介され、針生検をすすめられました。ところが心臓の治療でワーファリンという抗凝固剤で出血が止まり難いので、患者さんは針生検をしたくありません。そこでインターネットで高橋クリニックを見つけ来院されました。

Pca30222m56psa425触診で前立腺の右側に母指頭大の硬結=前立腺癌を触知します。
超音波エコー検査で同じ部分に4.24cc体積の腫瘤陰影を認めます。明らかに前立腺癌です。形が丸味を帯びているので恐らくはグリソンスコア7以下の中等度悪性度の前立腺癌でしょう。
高橋クリニックでの治療を希望されたので、エストラサイト週2回各1錠と補助療法を開始しました。

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アボルブによるPSA値の低下

Avolvepsa先日のグラクソ・スミスクライン主催の講演会の中で、アボルブによるPSA値低下の問題点について解説がありました。
アボルブの治療によりPSA値が低下することは、一般的に良く知られた事実です。そのため、PSA値が高い患者さんがいると、前立腺癌の腫瘍マーカーとしてのPSA値が低下します。
前立腺癌の情報がマスクされるかも知れないということで、ダブルスコア・ルールがあります。それは、アボルブで低下してしまったPSA値の2倍の値が、本当のPSA値というものです。
ところが前立腺癌が大好きな?医師は、前立腺癌を見逃す恐れがあると心配し、前立腺肥大症があてもアボルブを使用したがりません。その結果、前立腺肥大症は小さくなりません。
患者さんに排尿障害の強い症状があって苦しんでいても、「前立腺癌が分からなくなるから・・・マスクされるから・・・」と言って、α‐ブロッカーの単独処方のみの治療に固執するのです。

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前立腺肥大症の予後悪化の因子

Bphmanagement2013平成25年11月17日(日)にシェラトン都ホテルで、グラクソ・スミスクラインGSK主催の「前立腺肥大症マネージメント・サミット」が開かれました。
日本全国から160名の泌尿器科専門医が集まり、熱心に講演を勉強をしました。

興味深かったのが、アメリカの医科大学教授の話された「前立腺肥大症の予後を悪化せる因子」についてです。
その因子は3つあり、
①前立腺の大きさ30cc以上
②PSA前立腺体積濃度1.5ng/10cc以上
③年齢50歳以上
です。

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